安心が変化を生む。不登校支援の実例と保護者の声

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日々の支援の中で、いただいた大切な声

訪問支援を続ける中で、
子どもたちやご家族から、ふとした瞬間にあたたかい言葉をもらうことがあります。

それは、「成果」として目に見えるものではなく、
一緒に積み重ねた時間の中で、自然に育ってきたもの。

今回は、そんな中でいただいた、
とても心に残った保護者の方からの声を、そのまま紹介させていただきます。


【保護者の声】

わが家となすびさんの出会い

不登校の息子と向き合う中で、「どう関わればいいのか…」と悩んでいた頃、なすびさんと出会いました。

最初は緊張していた息子も、なすびさんの自然なやさしさに少しずつ心を開いていきました。
訪問の時間は、ただ一緒に過ごすだけでなく、「自分の気持ちを言葉にする練習」にもなっていたようで、気づけば会話の中で思いを伝える力が育っていたことに驚いています。

ごくたまに登校したとき、先生に対しても、自分の気持ちやこれまでの経験をすらすらと話す姿を見て、「こんなふうに話せるようになったんだ…」と感動しました。

学校に戻ることだけが正解ではなく、「その子のペースで進めばいい」という考えをもって寄り添ってくれるなすびさんの支援は、わが家にとって本当に心強いものでした。


「ただ一緒にいる」ことが、どうして子どもの心を引き出すのか?

「なにか話させなきゃ」とか「変化を起こさなきゃ」って思えば思うほど、
子どもたちの心って、そっと閉じていってしまう気がします。

でも、何も引き出そうとしなくても、
ただ隣にいて、一緒に空気を味わって、一緒に笑ったり黙ったりしていると、
ある日ふと、「あれ?この子、ちょっと心がほぐれてるな」って感じる瞬間があるんです。

今回いただいた声の中でもあったように、
「ただ一緒に過ごす時間」が、
結果的に「自分の気持ちを言葉にする練習」になっていた──
この言葉は、なすびにとってもすごく大きな気づきでした。

支援って、なにか“する”ことじゃなくて、
ただその場に「在る」ことなんだなって、改めて感じました。


なすびにとって、「子どもと一緒に楽しむ時間」って?

子どもたちと一緒に過ごしていると、
「こうしてみようか」「あっちの方がおもしろいかもね」って、
あれこれ工夫している時間が、いちばん楽しいなと感じます。

何か教えようとか、正解に導こうっていう意識はなくて、
ただその場の空気を、一緒に味わいながら動いているだけ。
「楽しませる」でもなく、「自分も一緒に楽しみたい」という気持ちが、自然と湧いてきます。

特別に意識しているわけではないですが、
強いて言えば、「思っていないことは言わない」というのは、いつも大切にしています。
思ったことを素直に言葉にする、嘘をつかない。
それだけで、その場がとても本物になる気がするからです。

こうして一緒に楽しむ時間は、
支援とか仕事とか、そういった枠を超えて、
なすびにとっては、生き甲斐そのものです。


これからも、大切にしていきたいこと

今回いただいた保護者の声を読みながら、
あらためて「ただ一緒にいる」ことの意味を、深く感じさせてもらいました。

子どもたちの心は、何かを“させる”ことで開くんじゃなくて、
安心できる空間や関係性の中で、自然とゆっくり育っていくものなんだと思います。

なすびが関わる時間は、何かを教える場ではなくて、
一緒に遊んで、一緒に笑って、たまに失敗して、
そんな中で「自分のままでいていい」と思えるような場でありたいなと、いつも思っています。

これからも、子どもたちやご家族の「そのままの歩み」を、
そっと見守りながら寄り添っていけたら嬉しいです😊

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